日本骨代謝学会

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骨ルポ

筋・骨・リウマチ3学会合同若手研究会 レポート
山本 賢一(大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 成育小児科学研究室)

紹介演題
遺伝性骨系統疾患における全エクソーム解析を用いた病的コピー数多型の評価

全体に関して

骨代謝学会の一員として、筋・骨・リウマチ3学会合同若手研究会に参加させていただきました。それぞれ独立しているが生物的には関連のある3学会のトップランナーとして活躍される若手の先生方や最新の手法の話を聞けて非常に勉強になりました。私自身はdryを専門にしていますが、wetのみでなくdryのお話も豊富で満足でした。そして一つの発表に他方面からの意見があった点も3学会合同ならではの魅力だと感じました。なかなか3学会全てに参加することは難しいため、他分野の先生方と交流できたことが一番得たことになります。もっと質問をすればよかった点が心残りであり、今後は積極的に発言していこうと思いました。

自身の発表

「遺伝性骨系統疾患における全エクソーム解析を用いた病的コピー数多型の評価」という演題でポスター発表させていただきました。臨床的側面が強いため関心を持たれないのではないかと心配でしたが、多くの先生方から手法や骨系統疾患に関してご質問やご意見をいただき勉強になりました。また、診療でも同じように悩まれていることもわかり、情報交換できたことに非常に価値がありました。まさか賞をいただけるとは思ってもいませんでしたが、希少がゆえに数を集めることの難しさなどがありますが、病態解明によって臨床・研究へ与える影響も大きいと思います。今後ますますこの分野の進歩のために尽力させという期待込みで選ばれたと思いますので、さらに頑張ろうと決意を新たにさせていただきました。

最後に波多先生、今井先生を始め、研究会の開催にご尽力くださった先生方、事務局の皆様に深謝申し上げます。この会のさらなる発展のために少しでも貢献できればと思いますので、今後ともご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。