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関節リウマチ病態における新たな細胞と標的サイトカイン

Emerging cell and cytokine targets in rheumatoid arthritis.
著者:Burmester GR et al.
雑誌:Nat Rev Rheumatol. 2013
  • 関節リウマチ
  • 生物学的製剤
  • 最新治療

推薦者コメント

関節リウマチ(RA)の病態は生物学的製剤の高い治療効果を通じて徐々に明らかとなっているが、寛解にいたる患者の割合は3割程度にとどまっており、あらたな分子を標的とした生物学的製剤や低分子化合物の現状と可能性が紹介されている。RAの基本病態とそれに対する生物学的製剤の作用をT 細胞、B細胞とサイトカインについてそれぞれを標的として阻害療法について治験結果と共に、T/B細胞の制御性機能誘導の可能性について言及している。関節リウマチ治療における最新の試みを把握するには適切な総説である。(産業医科大学医学部第1内科学講座・山岡 邦宏)